子どもが腕の骨を折って手術!入院とリハビリの経験談
子どもが腕の骨を2本折って、入院&手術!
踵骨・尺骨骨折で、2度手術した経験を語ります。。。(泣)
我が家の長女、8歳の時に、
腕の骨を2本とも折って手術したことがあります。
折れた時、私は現場にはいなかったのですが、
他のママさんから慌てて電話があり駆けつけると、腕が変な方向に曲がってる(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
上腕には踵骨、尺骨という2本の骨が通ってるんですね。
その両方が折れ、腕が変な形に…いつもとは逆方向に反ってるような感じでした。
日曜日だったので、当番医の整形外科に連れて行きました。
その日の整形外科当番医は、そこだけ。
受付で、絶対折れてる!と訴えましたが、
すごい人で、順番に待たされることに…
後から思えば、救急車呼んだ方が良かったのかもしれません。
痛くて声も出ない長女。何もできない母。
ひたすら痛みに耐えて待ちました。
ようやくレントゲン撮ることができると、即、診察室に呼ばれました。
医者「お母さん、これ手術せんといけんわー」
私「えっ!?」
医者「これ、ちゃんと骨がつかんと、手をよじれなくなるんよ。子どもは回復も早いから、もう明日しよ。子どもだし、全身麻酔でするよ」
私「えぇーっ!…はい、分かりました…」
とりあえず、応急処置でギプスすると、
長女も少し落ち着いた様子でした。
ギプスすれば帰れると思ってたので、何の準備もしてません。
子どもだし、個室ね、と病室に案内され、
だいたい、3-4日くらいの入院になるでしょう、とのことでした。
パパに病室に残ってもらい、私は家に帰り、娘のパジャマや、私の着替えなど荷物をまとめて、再び病院へ。
再びパパと交代して、次女を連れて帰ってもらいました。
明日の夕方には手術しますと言われ、
麻酔のことやら、リスクやら何やら説明があり、
色んな書類にサイン…もう、頭がボー然としてるので、言われるがままにサインしました。
私も予定をキャンセルしたり、実母に連絡して、明日以降の次女の幼稚園をどうするか、など話し、バタバタと夜になりました。
長女はご飯を食べてご機嫌になりました。
とはいえ、痛みはある様子でした。
痛み止めがありましたが、錠剤に飲みなれてなかったので嫌がり、我慢する!と。。。
子ども向けではない整形外科では、粉薬の用意がなかったようです。
その日の夜から点滴が入りました。トイレが近くなってしまい、起き上がるのが難しかったのと、点滴を動かさないといけないので、夜中に何度も起こされました。
付き添いベットは簡易ベッドなので、薄っぺらく腰が痛い。
長女も不安だし、痛いし、なかなか寝付けない…
朝になると、ご飯も手術に向けておかゆなどに変わっていきました。
昼すぎからは絶食となり、飲まず食わずになります。
手術前には、お風呂に入れました。介護士の人が、ギプスの所に水が入らないよう、うまくビニールやラップを使ってぐるぐる巻きにしてくれました。
昨日は、バタバタでシャワーもできなかったので、スッキリ!
夕方5時ごろ、手術室に呼ばれました。
オペ室まで歩いて行き、一緒に中へ。
長女も恐る恐るベッドに横たわります。
麻酔科医の先生が、子どもにも簡単に説明してくれ、長女も少し納得したようでした。
麻酔が入ると、まつげを触って反応を見て、
「お母さんはもういいですよ」と言われ、お願いしますと、オペ室を出ました。
その間、病室で待っていてくださいと言われたので、テレビを見たりして気を紛らわせるも、気になって仕方がない。
ナースコールが鳴って、「終わりました。先生から説明があるので、来てください」、と言われたのが7時ごろだったかなぁ?
オペ室入り口にある説明室で、レントゲンを見ながら説明を受けました。
2本ある上腕の骨にワイヤー?が入り、真っ直ぐになるよう固定されてました。
骨が正しい位置で付かないと、腕をひねれなくなるそうです。
ストレッチャーに乗せられて、無事戻ってきました!
少し青白い顔をしてるけど、顔を見てホッとしたのを覚えています。
ただ、点滴が腕から足に変えられてました。
全身麻酔の後は寒く感じるらしく、電気毛布がかけられ、ガクガク震えてます。まだ、麻酔から覚めていません。
手術した腕もむくみ防止のために、天井から吊り下げられた器具で、上に持ち上げられていました。
しばらくすると、暑い!とうなされだしました。
意識が戻って、再びホッとしましたが、気持ち悪いと暴れます。とりあえず、ナースコール。
看護師さんが来て、体温や血圧など確認し、
「もう大丈夫ですね〜。足に点滴が入ってるけど、トイレとか動いても大丈夫ですよ。
◯時になったら少しずつ食べても良いので、ヨーグルトとかゼリーのようなものから始めましょう」
意識も戻り、普通に会話できるようになったので、買い物に行き、朝食りんごヨーグルトを買ってあげました。
するとそれが美味しく感じたらしく、今でも大好きですし、手術後に食べたことも覚えてますよ(^o^)さすが、食いしん坊の長女。
翌朝のご飯も全がゆのみだったので、物足りなかったようです。
お腹すいた〜を連発してましたから。
何時間後から食事OKだったかは忘れました。
全身麻酔の前後は、胃がびっくりしないよう、食事をコントロールします。
水分が取れるものと、ヨーグルトやプリン、ゼリーのようなものを用意しておくと良いかもしれませんね。バナナなどの果物もあると良いと思います。
手術翌日は、ひたすら安静にしていました。
点滴もなくなり、夕飯は普通食となり、美味しい美味しいと食べていました。
翌々日には、診察があり、リハビリを始めるよう指示がありました。
最初は作業療法士さんが部屋に来て、ギプスから出ている指を動かす練習から始めます。
痛みもあり、動かすのが怖くもあり、という様子。
段々元気になってくると、退屈になりますよね。
暇つぶしになるものを買いに行きました。
ちゃお、絵本、持ち運べる小さいオセロなど。
私用のご飯はないので、コンビニやスーパーで買ってました。
その次の日は、リハビリ室まで行ってリハビリをして、暇つぶししてという感じで過ごし、その翌日、無事、退院しました。
退院前には、清算しないといけません。
差額ベッド代や食事代など諸々で、約16万円なり。
急なことだったので、高額療養費制度も知らず、銀行へ行って支払いました。
高額療養費制度については、担当の人が説明してくれたので、後日手続きをしましたよ。
その後も、経過観察に通い、リハビリに行くことになるのですが、長くなったので、続きへ!